| ティキを彫る Carving & Woodcraft | ||||||||||
| 此処に住むようになり冬になると何かに背を押されてTIKIを彫り始めた。 | ||||||||||
| 深く知る為に知人を伝にTIKIを彫る人をハワイに訪ねてみた。 | ||||||||||
| 伝統的に鑿で彫る人々には申し訳ない思いがあるがチエーンソーをツールに | ||||||||||
| した そしてCannon Barと言うカービングバーを手にしてから各段に自由に彫 | ||||||||||
| ることが出来る様になり彫る楽しみが増した。 | ||||||||||
| ハワイの神はKane(創造)Kanaloa(死者の世界)Ku(戦い)Lono(豊穣) | ||||||||||
| Aumakua(家族)とそれぞれを司る神が存在して日本の自然信仰と似ている | ||||||||||
| ハワイアンも日本人も元をたどればモンゴロイドでアメリカインディアンもアンデス | ||||||||||
| 南アジア 南太平洋の島々の人々とは同じ祖先を持つ。 | ||||||||||
| ハワイの神々に親近があるのはそれなりの繋がりか 彫り始めは教えられた | ||||||||||
| 姿形 本の写真を参考にした そしてある時からは原木の立ち姿から | ||||||||||
| 出来上がりの姿がイメージ出来る様になりフリーハンドで彫るようになる。 | ||||||||||
| クラフトマンと知り合う機会が増えた 伐採した木材からティンバーを作る人 | ||||||||||
| 地蔵様を一刀彫で二千体以上も彫っている人 レザークラフトマン トールペインター | ||||||||||
| とクリエイティブな事を生業にしている人には以前から憧れがあり共に過ごす時 | ||||||||||
| 交わされる会話は木材への深い知識 色彩のコーディネイションであったりして | ||||||||||
| 知り得なかった興味深い事柄で溢れている。 | ||||||||||
| 今年は初頭から昨年届いた2本の椎のティンバーで2体のティキを同時に彫り始めた。 | ||||||||||
| 一人で動かせる重さではないので完成後もティキはその場に当分の間留まることになる。 | ||||||||||
| 3年が過ぎる頃には二人で動かせるまでに乾いてくれるだろう。 | ||||||||||
| 偶然に立ち寄った知り合いのリサイクルショップに昔ながらの木箱の大工道具入れに一式が | ||||||||||
| 腕の良い大工さんが引退でもして手放した道具と想像できるほどの逸材に違いない。 | ||||||||||
| ティキの口元を彫る長めの追い込み鑿を探していたのでなにか縁を感じ3挺買い求める。 | ||||||||||
| 道具が徐々に揃い知り合う人からの影響も受け今まで手に入らなかった様な木材も揃えることも出来るようになると | ||||||||||
| 俄然物を作る意欲が増して桂の一枚板でテーブルを作るのを手始めに庭にワークテーブルを作り東屋風ストーブ小屋を建てる。 |
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2016年2月13日土曜日
Essay 2 (TIKI carving)
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