2016年2月29日月曜日

Essey 3

スラックキー Hawaiian music
 そろそろリタイヤーという時に大学時代の知人のハワイアンバンドのメンバーにスカウトされた 当時から彼はハワイアン
でボーカルをしていてが自分はジャズのバンドでギターを弾いていたのでハワイアンとはずっと距離があった。
 このバンドは50年代のハワイアンのレパートリーが多く当時あまり聞いたことのなかったメロディーが逆に新鮮に感じられた。
 バンドの持ち歌を覚えるために渡さたCDのなかにスラックキーギターのインスツルメントがありサウンドが気になった。
 クローゼットの奥に仕舞って置いた Gibson 160eのエレアコとスパニッシュギターを取出して何年ぶりに弦を張り替え
以前にやったように繰り返し聞いてはメロディーのコピーを試みていたが何気なく見たインターネットによる情報は
短期間に格段の進歩をもたれせてくれた。
 スラックキーのチューニングのバリエーション 曲のコード タブ譜と解説された演奏方法をネットでいとも容易に
そして You Tubeでは指使いまで見ることが出来る。
Keora Beeamer のCD付き教則本を取寄せ数週間でそれらしいサウンドで
演奏ができ歳の行った俄ミュージシャンにはこのゆったりさ加減がなんとも心地いい。
 娘まだ幼った頃ハワイ島のサウス ポイントに家族で釣りに行った時に
島の東側の村の果樹園の中に建つバンガローに宿泊しそこでたまたま
聞いたハワイアンのバンドを思い出す。
 雨が多く緑が濃い街から遠い村のカフェで食事した週末の夕方
何時もそうしているのだろう 其処で食事をする村の人たちが
さり気無く楽器を取り演奏が始まった。ハワイアンの音楽が生活の一部
であり毎日の楽しみになっている様に思われた。
 スラッキーなギターを弾くのは自分 家族 時折訪ねてくる友人が此処で
過ごす時を少しでも心地よい思いをしてもらうだけのライブにすることに。
 ボーカルも試みては見たもののイメージしていたものとはあまりにも程遠い物で自分だけの楽しみとした。
よりスラッキーな音がほしくてテナー ウクレレを買い求め塗装を剥がし好みの絵柄をハンドペイントした。
オープンチューンするとスラックギターのタロパッチ チューンと同じ指使いで予想を裏切らないゆるいサウンドを出す。
 多重録音機とコンデンサーマイクを揃えて一人何役のバンドのワンステージ分のデモテープを作ったりもしたが
拙いサウンドは到底公開出来るものではなく しかしながら十分に自己満足は味わうことが出来た。
 初夏から遅い秋までは毎日の様にマウイのFM放送をウエブラジオで流し一日を過ごしていて気に入った曲があると
最近偶然に見つけたIphoneで音楽を流しながらコードを知らせてくれるフリーアプリが曲を覚えるのに大いなる手助けになる。

2016年2月28日日曜日

Animal trail


写真ではよくわからないかもしれないが・・中央の縦に黒ずんだ所が
何と獣道が出来ていた 昨日タヌキが庭を横切り山に登って行ったのを
ぼんやりと眺めていて道が出来ているのに気がついた 今日は何時も決まってやってくる猫たちも
同じ所を通り山に入って行く

Outdoor Workplace


寄る年波には勝てず屋外の作業場に休憩する椅子を・・・・・



大分はかどったティキ
楠の香りが漂っている

2016年2月27日土曜日

Recording tool

 

誕生祝いにIPADを通して演奏を録音するためのインターフェースを娘の旦那からプレゼントされる。
しかもiRig Pro シリーズの最上位バージョン 英語の仕事から引退して早9年英語のマニュアルは読み切れるかと諦めていたいたものだけにおもいかけず嬉しい
これでここの所自分の中では下火だった宅録の意欲がむらむらと湧いて来る

Completion of turtle carving

オイルステインを塗って完成させた。



デフォルメされているのが気にいった。

2016年2月25日木曜日

Garden display TIKI Pole


今年も 屋外の作業が恙無く行えるようにと 庭にデスプレイして遠目でよく見えるよう
ラフカットのティキを完成した
最近ネットで調達したデスクグラインダーの先端部品のスティク状のサンダー
と延長軸はサンドデスクを伸ばし今まで届かなかったらところまでサンディング出来るようになった。

2016年2月21日日曜日

Turtle


亀もいい感じになってきた後は細かいカービング・・・
これでも10kgsはある
此のほかにやっと出来上がった2つの壁掛けを手がけていたので一時は6つ同時進行だった。
久しぶりにideaがどんどん湧いて来る・・・でも材木がなくなりつつある。

TIKI


TIKIを彫ってもここ数年外に出る事はなく依頼も寄る年波の所為にして断ってきたが
古くからの付き合いのある今まで全くティキに興味のなかった友人が彫ってほしいとの事で・・
今ま自分で処理できるlogは25kgsくらいまでで30cm x 80cmの楠は限度・・・


掘り出すと止まらなくなり手持ちのLogを並べて何時もはカットラインを入れる事はせず
彫るのだけれど3体同時に掘り始めてしまいそれぞれのイメージを忘れてしまいそうなのでチョークで
ラインを入れてみた・・雨が降ると消えてしまうので急がねば・・・・

Outdoor cooking



アウトドアで思いっきり脂を跳ね飛ばしながら料理がしたいのでガス栓を家の外側に配管を頼み今日出来上がり
鋳物の業務用コンロをネットで注文
タークの鉄のフライパンの出番・分厚いステーキを・・・・・
小アジをから揚げして南蛮ずけ・・・
中華料理は作ったことがないのでやってみようかと・・・
ゆくゆくは業務用のステンレスのコンロ台でも買おうかと・・・・
屋内のキッチンで脂を使うとあと掃除が億劫でつい避けがちに・・・
春になれば外料理も気持ちがいいのでは

2016年2月20日土曜日

Finished 2 Wall Hanging

色付けをして完成

欅で作ったので・・・・鯨には良い板目が・・・・

2016年2月13日土曜日

Essay 2 (TIKI carving)

ティキを彫る Carving & Woodcraft
 此処に住むようになり冬になると何かに背を押されてTIKIを彫り始めた。
深く知る為に知人を伝にTIKIを彫る人をハワイに訪ねてみた。
伝統的に鑿で彫る人々には申し訳ない思いがあるがチエーンソーをツールに
した そしてCannon Barと言うカービングバーを手にしてから各段に自由に彫
ることが出来る様になり彫る楽しみが増した。
 ハワイの神はKane(創造)Kanaloa(死者の世界)Ku(戦い)Lono(豊穣)
Aumakua(家族)とそれぞれを司る神が存在して日本の自然信仰と似ている
ハワイアンも日本人も元をたどればモンゴロイドでアメリカインディアンもアンデス
南アジア 南太平洋の島々の人々とは同じ祖先を持つ。
 ハワイの神々に親近があるのはそれなりの繋がりか 彫り始めは教えられた
姿形 本の写真を参考にした そしてある時からは原木の立ち姿から
出来上がりの姿がイメージ出来る様になりフリーハンドで彫るようになる。
 クラフトマンと知り合う機会が増えた 伐採した木材からティンバーを作る人
地蔵様を一刀彫で二千体以上も彫っている人 レザークラフトマン トールペインター
とクリエイティブな事を生業にしている人には以前から憧れがあり共に過ごす時
交わされる会話は木材への深い知識 色彩のコーディネイションであったりして
知り得なかった興味深い事柄で溢れている。
今年は初頭から昨年届いた2本の椎のティンバーで2体のティキを同時に彫り始めた。
 一人で動かせる重さではないので完成後もティキはその場に当分の間留まることになる。
3年が過ぎる頃には二人で動かせるまでに乾いてくれるだろう。
 偶然に立ち寄った知り合いのリサイクルショップに昔ながらの木箱の大工道具入れに一式が
腕の良い大工さんが引退でもして手放した道具と想像できるほどの逸材に違いない。
ティキの口元を彫る長めの追い込み鑿を探していたのでなにか縁を感じ3挺買い求める。
 道具が徐々に揃い知り合う人からの影響も受け今まで手に入らなかった様な木材も揃えることも出来るようになると
俄然物を作る意欲が増して桂の一枚板でテーブルを作るのを手始めに庭にワークテーブルを作り東屋風ストーブ小屋を建てる。



2016年2月11日木曜日

Wall hanging


大分出来上がってきた
一枚の木を二等分して壁掛けを彫る
人魚 鮫 タコ 鯨 ティキ とハワイの伝記に出てくるものを



もう一つにはザトウクジラ
そして前回のブログに載せた亀と同時進行 毎年この冬の終わりそうな時期に何かを作っている

2016年2月9日火曜日

Essey 1 (Home)

エッセイを書いてみた











  家  Living
 2000年の秋 浜のある街、山側にある谷戸に建つ義父の家へ しばらくの間誰も住んでいなかった家の
建つ谷は秋の高い空が狭く見えるほど灌木が茂り鳥の声の響く深い森になっていてた。
山の上に吹く浜からの風に落ちる枯葉の音だけがした。
敷地の佇まいが子供のころ祖父と暮らした北鎌倉の家にあまりにも似ていると思った。
 ふと此処を毎年数回は妻と訪れていたハワイの山の東側に建つアイランドスタイルの家、
プランテーションハウスのイメージの家に自分の手でレノベーションして住んでみたいとの思いが浮ぶ。
 板壁の白 ラナイ風に張り出した軒 白を基調としたオープンスペースの多い部屋のインテリアが
緑の深いこの土地にきっと馴染むに違いないと思った。
 住む事が可能な家のインテリアのレストアーに三月を要した。
 白に近い色のフローリングと木の横壁を張り白くペイント塗りシーリングファンを取り付けた。
 大きめのワークテーブルのキッチンスペースを作った。
 林に陽を入れるための間伐 下草刈りの為の庭から続く小道を造ったりとにさらに半年を費やす。
 伐採した木をかたずけていた時にふとハワイの東側の村に置かれていたティキの姿が浮び
この木を彫り豊穣の神 ロノ 祖先を敬う神 アウマクアを祭り共に住もうと
 そして一年が過ぎる頃には相当な数のティキと裏山に移植し増えたバナナと暮らすことに。
 幹道から細い道を400m程行ったデッドエンドの敷地は玄関前に山が迫り南に向いたリビングルーム前から
の庭は急斜面の山へと伸びていて 10本程あった杉を5本と雑木を間伐した結果斜面にある山桜の古木が
見えるようになり春先の花見は山桜の白い花が晴の日の青い空に映えて美しい。
 西側は比較的緩やかな斜面で自生する空木や植えこんだエリゲランが白い花を咲かせる。
 春先には菜の花が斜面を黄色に変える。裏側には平坦な土地が少しだけあり辛夷 柿が育ち
斜面の上部は移植したバナナが林になっていてトランペット エンジェル 浜ゆう 白花の夾竹桃がトロピカルな
雰囲気をだしている。
 此処ではは5月から10月までの間草刈りが主な仕事となる。
都会生活が長かった体には辛い仕事だが刈り終えた時の草の匂いで溢れた斜面で風に吹かれながら
徐々に体が冷えてゆくのを感じながら味わう達成感は何物にも代えがたい幸せな気持ちの良さだ。
住み始めて以来植樹した妻の好みの白を基調とした紫陽花の株は100本を越し谷に咲く花は自生の山吹を除いて
山法師 エゴノキ 雪柳 小手毬 白萩 等が一年を通しほとんどの樹木が白い花を付ける谷になった。
 此処で二人だけの生活が始まり10数年が過ぎようとしている。
 リタイヤー後二人であり余る時をどのように過ごして行くかと危惧する時期もあったが
心地よい生活を維持するためにはすべき事柄は多岐に渡り人に指示されるのではなく
日々行わなければならない事で追われる日々が続く。
 二人の気に入った品物、インテリヤ 良い住み心地を得る為に揃えたい物は自身で作らねば得られない物も多く
最低限度の大工仕事の出来るハンドツール 電動工具に始まりアウテリアの為の草払機
チェーンソー 小さな菜園のための農作業の道具を揃えた。
 冬に寒い外での作業の前に暖を取る為のストーブ小屋も建て付随して薪置き場を作る。
 道具をストーレッジする為に家の裏側の軒を張り出して物置にした。

2016年2月5日金曜日

TIKI Turtle




三作同時に彫り始める事にした
幸せを運んでくる亀
チェーンソーでここまで ラフ カット
電動彫刻刀とデスク サンダーで細かい
紋様を加えることにする
一年間乾燥させた欅が硬い・・・・

Carving



壁掛けを掘ろうと思い立つ

 紙にラフスケッチなど書いた事もなかったが
なぜか今回は・・・・・・・
ポリネシア風に人魚に鮫 大ダコ それ以外は
彫りながら考えるとする


Souvenir from Okinawa





沖縄土産のシーサーが届く
琉球石灰岩を手彫りする作家の
若山大地氏によるものでシーサーとは
呼ばずに石獅子と呼ばれ昔村落の入り口
に災いを防ぐために手彫りした石獅子を
設置し村落獅子とよばれシーサーの
ルーツではないかと思われていものを
再現したものと スタジオde-jinのパンフレットに書かれている。